全顎矯正

全顎矯正とは

全顎矯正とは、お口全体を歯科矯正する治療です。
使用する治療装置は、ワイヤー矯正装置のみで、表側矯正と裏側矯正があります。(マウスピース矯正は不可です)

歯科矯正中の写真

歯科矯正中の写真

写真は全顎矯正中の写真です。
上には裏側矯正装置、下には表側矯正装置がついています。

全顎矯正と部分矯正の比較

矯正の種類により、治療内容も期間も大きく異なります。

全顎矯正

治療する場所
すべての歯
治療目的
見た目の歯並び、咬み合わせ
歯を動かす期間
1~3年
矯正装置
表側矯正
裏側矯正

部分矯正

治療する場所
一部の歯並び
治療目的
見た目の歯並び
歯を動かす期間
3~12ヶ月
矯正装置
表側矯正
裏側矯正
マウスピース矯正

当院が考える良い咬み合わせ

全顎矯正では咬み合わせの治療を行います。咬み合わせは、見た目の歯並びだけでなく、上下の歯が咬み合って機能していることを指します。
ここでは当院が考える一般的な項目を紹介します。ご自身の希望が別にある場合は、診察時にお伝えください。

1歯の当たり方

  1. ご本人の違和感がない
  2. 左右両側の奥歯が均等に咬めている
  3. 上下の犬歯がしっかり咬めている
  4. 舌の犬歯が上の歯の2番目と3番目の間に位置している
  5. 上下の歯の間に大きなすき間がない

2歯を動かした時

  1. 上下の歯を軽くカチカチした時に、上下の前歯4本が強くあたらない
  2. 奥歯を左右にずらした時に、犬歯があたり、奥歯があたっていない

3正面からの見た歯並び

歯の正中(多い線)が顔の正中に一致

歯の正中(多い線)が顔の正中に一致

歯の切端ライン(青い線)がバランスよく並ぶ

歯の切端ライン(青い線)がバランスよく並ぶ

歯肉部ラインが(青い線・緑の線)がバランスよく並ぶ

歯肉部ラインが(青い線・緑の線)がバランスよく並ぶ

4斜めからみた歯並び

奥歯1本の歯に対して、2本の歯が咬み合っている

奥歯1本の歯に対して、2本の歯が咬み合っている

歯と歯がすき間なくならび、間に山上の歯並びが入っている

歯と歯がすき間なくならび、間に山上の歯並びが入っている

ガムライン(歯ぐき)が大きく見えず、トゥースエッジライン(青丸)が唇の上にくる

ガムライン(歯ぐき)が大きく見えず、トゥースエッジライン(青丸)が唇の上にくる

5横顔と歯並び

唇の先端とあごの先端を結んだ線の上または内側に唇が位置していること

唇の先端とあごの先端を結んだ線の上または内側に唇が位置していること

矯正装置について

表側矯正も裏側矯正もそれぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれのメリットを活かしたコンビネーション矯正(上:裏側矯正 下:表側矯正)も選択できます。

表側矯正

治療内容
咬み合わせ・歯並び
矯正期間
1~3年
治療する場所
歯の唇側
目立ち方(※1)
目立つ(特に上)
お手入れ(※2)
比較的簡単
滑舌への影響(※3)
ほとんどなし

裏側矯正

治療内容
咬み合わせ・歯並び
矯正期間
1~3年
治療する場所
歯の舌側
目立ち方(※1)
目立たない
お手入れ(※2)
慣れるまで大変
滑舌への影響(※3)
個人差あり

※1:矯正装置の目立ち方

表側矯正は歯の唇側に装置をつけるため、口を開けると装置が見えます。骨格によっては下の歯は見えづらい方もいます。
また、装置の種類は、ブラケット(歯につける金具)を金属・セラミック・プラスチックから選べます(金属以外はオプション料金がかかります)、ワイヤーも歯に近い色を選び、より目立たない工夫をしています。
マウスピースは透明ですが、至近距離でみたら気づかれる場合がありますが、例えば1m離れたら、気づかれるケースは非常に少なくなるでしょう。

※2:矯正装置のお手入れ

表側矯正装置や裏側矯正装置は、一度セットしたら外しません。歯と矯正装置の間を歯間ブラシでお手入れします。お手入れのしやすさは表側矯正の方がラクだと言えるでしょう。
マウスピース矯正は、歯磨きの際にマウスピースを歯ブラシで磨きます。

※3:滑舌への影響

もともと咬み合わせが悪いため滑舌が悪い人(特にさ行・た行)は、矯正治療後に滑舌がよくなります。ただし、裏側矯正の治療中は、舌を動かすスペースに装置をつけるため、矯正期間中は滑舌に影響が出る場合があります。ただしこれは個人差があり、舌の大きさや口腔内のスペースが影響します。

※4:仕上がり

裏側矯正と表側矯正は、歯に直接装置をセットするため、直接力をかえて歯の位置や角度をコントロールできます。そのため微細なコントロールが可能です。マウスピース矯正もかなりのコントロールがききますが、直接力を加えられないため、治療の限界があります。美意識が高い方や仕上がりにこだわりたい方の要望に応えるのは難しい場合があります。

抜歯について

抜歯は出来ればしたくないと思われる方が殆どだと思います。当医院では、抜歯をしないためのオプションも多々あります。
ただ、患者様の状態によっては抜歯をした方が利点が得られる場合もありますので、その辺は初診カウンセリングでお話します。

抜歯が必要になる理由

一部の症例では、矯正治療時に歯を抜くことがあります。歯を抜くのは以下のような場合です。

  1. 歯を並べるスペースが十分にない。
  2. 歯の前突や口元の突出を治したい。
  3. 抜歯をすることで期間を大幅に短縮できる。

抜歯しない場合の治療プランを確認しよう

抜歯を回避する方法は以下のものがあります。

  1. 歯の間を削り隙間を作る(ディスキング)。
  2. 歯列を外側に広げる。
  3. 奥歯を後方に移動する(全顎治療のみ)

上記の方法を1つもしくは複数を組みわせることで抜歯をせずに歯牙を移動することが可能になります。

抜歯のメリットとリスク

抜歯・非抜歯の選択は治療結果にも大きく影響をするため、慎重に判断する必要があります。

抜歯のメリット

  1. 治療期間が短縮できる場合がある。
  2. 歯牙の大きな移動を期待できる。

抜歯のリスク

  1. ブラックトライアングルが出来やすくなる。
  2. 抜歯スペースを閉じきれない場合がある。
  3. 良くも悪くも口元の変化が大きくなり、場合によってはほうれい線が目立ちやすくなることがある。

保定治療について

矯正装置で歯を動かした後には、かならず動いた歯を定着させる保定(ほてい)の治療を行います。保定はマウスピースだけで行う矯正歯科も多いですが、当院ではマウスピースの着け忘れによる後戻りを防ぐため、歯の裏側にワイヤーを装着する方法を選択します。歯ぎしり・食いしばりがある方は、マウスピースを併用することがあります。

歯を動かした後の2年間~この装置をつけます。保定装置は矯正装置と比べて小さく、食事や滑舌への影響も限定的です。保定装置は基本的に歯の裏側にセットします。

保定治療について

治療にかかる期間とお支払い

全顎矯正の治療期間

矯正治療は、歯を動かす期間と歯を定着させる期間があります。

最初の1~3年 歯を動かします。
・通院は2~4週間に1回です。
その後2年~ 動いた歯を定着させます。
・通院は3~6ヶ月に1回です。

全顎矯正の治療期間

①治療前費用 初診:3,000円
精密検査:40,000円
②治療費用 表側矯正の場合:850,000円
コンビネーション矯正の場合:1,100,000円
裏側矯正の場合:1,300,000円
③通院ごとにかかる処置料 動的治療期間中来院つど:5,000~10,000円
④通院ごとにかかる処置料 保定期間中来院つど:1,000円~3,000円

※上記以外に処置が必要な場合は、別途料金がかかります。価格表示はすべて税抜。

初診の予約・ご相談

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休診は月曜・水曜・祝日 / 日曜日は16時まで

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