矯正歯科を知る

出っ歯タイプ診断:5秒でできるセルフ診断と矯正治療紹介

出っ歯は治せる!

歯に関する悩みは多く聞きますが、中でも出っ歯についての悩みはとても多くいただきます。


「私ってやっぱり出っ歯なのかな?」
「出っ歯で周りの目が気になる」
「出っ歯って矯正で治せるのかな?」
悩みは尽きません。

 

この記事では出っ歯に悩んでいる方に向けて、セルフ診断や症状、また矯正による治療法など十分な情報を知った上で治療の可否判断をしていただけるように、出っ歯の矯正ではどんな治療ができてどんなメリットやデメリットがあるのかなど、なるべくわかりやすく紹介します。

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私って歯が出てる?

こんな時はありますか?

  • ・唇を軽く閉じようとすると、歯が邪魔をして閉じ切れない。
  • ・口唇が突出していて(いわゆる口ゴボ)、横顔が好きになれない。
  • ・上が口唇を閉じようとすると、アゴオトガイに梅干しのようなしわができる。
  • ・前歯の上下のギャップが5mm以上ある

これらは出っ歯の患者さんが自分は歯が出ていると感じるケースが多いです。では、ご自身が出っ歯なのかをセルフ診断する方法を見てみましょう。

おとがいに梅干しのような皺がある写真

 

「私は出っ歯?」5秒でできるセルフ診断

一般的な出っ歯


真横から見た時に、上と下の前歯の差分が5㎜以上あると、出っ歯の傾向が強くなります。

  • ・前歯が傾いている時
  • ・前歯の位置が通常よりも前方にある時

 

【解説】上の前歯先端部と下の前歯の間の水平的な隙間をオーバージェットといいます。標準的なオーバージェットは2~3mmですが、5㎜以上になると出っ歯の傾向があります。歯科用語では上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。

 

出っ歯のよくある症状

実をいうと、出っ歯という言葉は歯科用語ではありません。そのため、『出っ歯』の意味合いは人によって様々です。

 

歯医者さんから『出っ歯』と診断されなくても、ご自身で『出っ歯』と感じる人もいます。ここでは「出っ歯みたいな感じが気になる」と実際に当院にいらした方の例を紹介します。

 

上前歯2本が目立つ

軽度な出っ歯

それぞれ別の人の写真です。共通しているのは、前歯2本が大きいこと。右写真の方はねじれていることがより目立つ原因になっています。日本人は民族的に上の前歯2本が隣の側切歯や下の歯よりも大きい傾向があり、前歯2本が目立つ様子を出っ歯だと感じる方がいます。

唇が前突してみえる

出っ歯横顔

鼻の端とアゴの端を結んだラインをエステティックラインといいます。アジア人は一般的に唇の位置がエステティックラインの上にのるかやや内側にあります。唇の位置がエステティックラインよりも前側にくると、お口の前突感が目立つようになります。

 

出っ歯の原因別治療法

出っ歯の3つの原因と治療法

このように『出っ歯』といっても症状はさまざまで、人によって異なりますが、原因は主に以下の3つです。

  • (1)歯が前突している
  • (2)骨格が前突している
  • (3)歯と骨格が前突している


※上顎は普通でも、下顎が後退していると相対的に出っ歯に見えるケースもあります。

 

歯が前突している出っ歯の治療法

矯正歯科では、歯を動かして歯並びを変える治療が可能です。

補綴治療では、歯を削って、もしくは抜歯して、セラミックやインプラントを行うことがあります。

骨格が前突している出っ歯の治療法

十分な移動を期待したい場合は、外科的手術が必要になります。

口腔外科や美容外科での手術では、骨を切るなど形を変える治療が可能です。(全身麻酔)

歯も骨格も前突している出っ歯の治療法

矯正と手術、両方の治療が必要な場合もありますが、手術にかかる身体的・経済的・時間的負担が大きいことから、矯正治療だけでどこまで治療できるかを検討するのが現実的です。

女性のお口元の写真

当院の出っ歯の矯正治療について詳しくみる→

出っ歯の矯正治療をした場合のメリット・デメリット

当院は矯正歯科ですので、矯正治療をする場合のメリット・デメリットについて紹介します。

矯正治療のメリット

1:健康上のリスクが比較的小さい

どんな治療を行うにしても一般的なリスクはありますが、術後の回復期間が数か月単位でかかる手術や、健康な歯を削る補綴治療と比べると、一般的に矯正治療はリスクが比較的小さい場合が多いです。※個人の状況により異なる場合があります。

2:前歯だけ矯正する『部分矯正』だと比較的お手軽

全顎矯正(すべての歯を治療)と部分矯正(一部の歯を治療)があります。部分矯正は治療にかかる費用・期間ともに全顎矯正の半分ほどで治療が可能です。

3:歯並びを改善できる

部分矯正でも全顎矯正でも、前歯の歯並びを改善できるため、お口もとの見た目が変わります。前歯の歯並びが変わると、一般的に第一印象が変わるケースが多いです。

 

矯正治療のデメリット

1:見た目が気になる

矯正装置の中でも表側矯正を選ぶと、装置が目立ち、治療期間中の見た目に影響がでます。裏側矯正マウスピース矯正のように目立たない矯正装置を選ぶことで、装置が目立たない治療が可能です。どれだけ見えないかは現在の歯の状態により異なりますので、初診時にお尋ねください。

2:痛み・食事・メンテナンス

歯を動かす治療のため、歯に装置をつけて力をかけて動かします。歯を動かすときに痛みを感じたり、装置がお口の中に触れることで口内炎ができたりする場合があります。ただし、個人差があります。

装置が壊れないように、固い食べ物(ナッツ・堅焼煎餅など)や粘着する食べ物(キャラメル・ガムなど)を控えてください。食後や就寝前は、通常の歯ブラシに加えて、装置のおそうじもしましょう。

3:後戻りのリスク

矯正治療は、歯を動かすための矯正期間と、歯を定着させるための保定期間があります。保定は通常2年~かかりますが、不十分な場合は歯並びが後戻りしてしまう場合があります。

保定装置(ワイヤータイプ)をつけている様子(左:正面、右:上の歯の裏側)

保定装置(ワイヤータイプ)をつけている様子(左:正面、右:上の歯の裏側)

保定装置(ワイヤータイプ)をつけている様子(左:正面、右:上の歯の裏側)

 

抜歯をせずとも治療が可能なケースも

出っ歯の矯正治療をするためには歯を抜く必要があると思われていると思いますが、状況によっては抜歯をせずにある程度の前歯の後退が可能なケースもあます。

 

当院ではカウンセリングの際に、『抜歯をする場合』『抜歯をしない場合』の治療プランを伝え、抜歯の必要性を患者さんご自身にご理解いただくように心がけています。

抜いた歯は戻ってきませんので、歯科医師も患者には慎重に検討して頂いております。

 

出っ歯の矯正治療にかかる費用と期間

 

当院で出っ歯の矯正治療をした場合の費用の目安と期間(歯を動かす期間)を紹介します。

 

検査費用+動的治療費用

治療期間

部分矯正(上のみ)

約31万円~

4~12か月

部分矯正(上下)

約55万円~

4~12か月

全顎矯正

約113万円~

1.5~3年

 

※価格表記はすべて税込きです。
※治療毎にかかる初治療については、平均回数を含めて計算しました。
※診断の結果、別途処置が必要な場合は追加費用が発生する場合があります。
※保定期間は1回あたり1,100~3,300円(税込)がかかります。
※治療期間は歯を動かす期間の他に、保定期間(約2年~)があります。

 

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出っ歯で気になっていることを聞ける初診カウンセリング

出っ歯の治療は、多くの方にとって初めての治療です。

当院では有意義な矯正治療を実現できるように、患者さんと歯科医師とコミュニケーションを大切にしています。

カウンセリングルーム

LINEでご希望日を連絡いただければ、ご予約いただけます。

初診料金:3,300円(税込み)

 

みんなの矯正カウンセリング

100人いれば100通りある矯正治療。他の出っ歯の方がどんな診断を受けたか気になる方も多いのではないでしょうか。

みんなの矯正カウンセリング』では、他の方の診断結果を見られますので、治療検討の参考にご活用ください。

 

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